2016年9月15日木曜日

歯周病の治療をしたら歯肉が減った!?

皆様こんにちは。
六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯
科医師のクリニックです。


歯周病、といわれて一生懸命治療に通ったら歯肉が下がったり歯が長く伸びた感じになったと思われた方はいませんか?

ご本人は何だか隙間も増えてしまった気がするし、妙に歯が伸びた気もして見た目が悪くなったと感じてしまう方がいるかも知れませんね。

でも違うんです!!

歯周病と診断された時には歯石で歯の隙間が埋め尽くされていたでしょうし、歯肉も炎症をおこしてブヨブヨに腫れぼったい状態だったのでしょう。

歯周内科ではここで位相差顕微鏡と遺伝子検査(リアルタイムPCR法)で検査をした後、お薬で歯周病菌を減らしてから歯石を取ります。

歯石を取っただけでもかなり歯と歯の間はスッキリスースーした状態になりますが、歯垢や歯石は歯周病菌が沢山含まれるものですから無くしていかなくてはなりません。

そして治療を受けると腫れていた歯肉は引き締まります。

そうすると歯肉から出ている歯の面積は増える、つまり歯肉は減って(実は引き締まった)歯は伸びた感じに見えるというわけです。

歯周病は歯を支えている骨がなくなっていく病気です。

ですからすでに骨が減っていると治療後このように歯が伸びた感じになりますが、実は健康的な歯肉の状態になったという事なのです。

どうぞ安心してくださいね!!







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