マウスピースというと皆さん格闘技の選手が着けるもの、と思い出しますか?それとも最近ではホワイトニングを想像しますか?
歯周内科で徹底的に除菌したいという場合、あるいは歯周病菌が残りやすいリスクの高い方などに行うマウスピースでの除菌 3DS(dental drug delivery system)という方法があるのです。
マウスピース自体はボクサーが付ける様なゴツいものではありませんが、歯肉まで覆うタイプのもので歯周病菌を減らしてくれるお薬でパックする感じです。
歯の治療痕が沢山あると人工のものとご自身の歯の間などに歯周病に関わる菌が逃げ込んで残りやすくなってしまいます。
そして殺菌作用のある薬を塗っても唾液でどんどん流れてしまいますのでどうしても薄まってしまいます。
そこで、歯周病の発生箇所である歯と歯茎の境目まで覆ったタイプのマウスピースを使ってお薬を浸透させるのです。
なんだか効きそうでしょう!?
ついでに虫歯に関わる細菌も減りますよー。
勿論それで一定期間がすぎたら”終わり”ではありません。
定期的なプロによる検査とメンテナンスも継続が必要ですけれど。
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