2017年1月21日土曜日

歯の表面の柔らかさと細菌の関係

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯肉から出ている歯の表面はエナメル質という部分です。

耳にしたことがある人も多いでしょう。

このエナメル質、人体の中で一番硬い組織です。

でも様々な要因から個人差もあり、歯の表面が傷になりやすい人となりにくい人があるようです。

同じ様に研磨剤が沢山入った歯磨き粉で日々ゴシゴシと磨いていても、それほど茶渋などが付かない方と、とても付きやすい方がいるのです。

歯の表面が柔らかく傷になりやすいという事は、茶渋など見える汚れだけではなく、細菌も付きやすいと思わなくてはいけません。

細菌が付きやすいということは、歯周病や虫歯、口臭の原因が付きやすい、増えやすいとも言い換えられるでしょう。

ですから見た目で茶渋が付きやすい方はより注意が必要です。

前述のように、研磨剤が沢山入った歯磨き粉の使用を控えたり、硬い歯ブラシを使わない、などです。

そして傷になってしまった歯の表面は、PMTCという歯の表面を磨くクリーニングやミネラル分を補給するようなペーストを塗ったりすることで少しずつ改善させていくことも可能です。

かかりつけの歯科医院で相談してみましょう!



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2017年1月20日金曜日

歯周病ケアの為の歯磨き粉の選び方

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯周病を気にしている方、歯磨き粉は何を使っていますか?

テレビでCMをしている大手メーカーのものですか?

それとも新聞や雑誌で時々見かける健康グッズ的な天然成分のものですか?

どれも絶対にお勧めできない、とは言いませんがちょっとした選ぶコツはあります。

まず忘れてはいけないこと・・

歯周病対策には物理的に、つまり歯ブラシが正しく使えて汚れ(歯垢、とかプラークといわれるもの)が取れることが一番大切です。

そのために、実は歯磨き粉自体はあまり重要ではないのです。

歯磨き粉なしで磨いても良いくらいです。

逆に注意しないと爽やかなフレーバーで直ぐにブクブクと泡立って”磨けた気持ち”になってしまいます。

そして市販の歯磨き粉には研磨剤が沢山入っていて、歯の表面を傷つけてしまい、その傷に細菌や茶渋が入り込みやすくなってしまう事もあるのです。

もしドラッグストアなどで購入するなら液体の歯磨き剤の方が研磨剤が少ないはずです。

そしてどうしてもペースト状のを選ぶ場合には、”白くなる”と謳っているものは茶渋を研磨剤で落とそうとするタイプの可能性が高いので、そのような表示になっていないものを選びましょう。

出来ればかかりつけの歯医者さんで自分に合った歯磨き粉を相談して、歯科医院で購入するのが一番安心です。

歯科医院で扱っているものは基本的に歯を傷める成分は入っていないので・・。

そして歯周病予防に重点をおくのか、虫歯予防に重点を置くのかによっても選択が変わってきます。


つまり患者さんによって選ぶべき歯磨き粉も本当は違うという事です。

プロに是非相談してみましょう!


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2017年1月19日木曜日

合わない被せ物が歯周病の原因に!?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯医者さんには痛い時、古い詰物が取れた時位にしか行かない、という方も多いとおもいますが、本当にそれで大丈夫なのでしょうか?

久しぶりに歯医者さんに行ったら”詰め物が合っていませんよ”と言われたりしませんでしたか?

治療を終えて年月が経ってくると詰め物と自分の歯との隙間から虫歯になったり、糊付けの材料が劣化して隙間が出来たりする事があります。

そのままになってしまうと虫歯が進行するのは勿論ですが、その隙間には歯周病菌も溜まりやすくなっていきます。

つまり、合わない詰め物、被せ物をそのままにしていると歯周病のリスクも上がってしまうという訳です。

そうそう、細菌が溜まるという事は口臭の原因にもなりますよ。

痛くなくてもプロに指摘を受けた歯については再治療を検討した方が結局は自分の歯を長く使える事につながります。

やはり1年に数回以上は歯科医院で検診とお掃除をしましょう!!

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2017年1月18日水曜日

口内フローラ

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

皆さん”腸内フローラ”という言葉を最近耳にしたことはありませんか?

腸内フローラとは腸内細菌叢(そう)というもので、色々な細菌が腸の中にいる状態の事を言います。

同じように、お口の中にも色々な細菌がいます。

この状態を”口内フローラ”というのです。

約700種、約100億個もの細菌がすんでいるといわれています。

このうち7割が善玉菌と、状況に応じて良くも悪くも働く日和見菌と言われる菌です。

残りの3割が歯周病や虫歯に関わる悪玉菌です。

お口の中のお手入れが行き届かなかったり免疫力が落ちたりするとこの悪玉菌が増えて色々な悪さをするようになるわけです。

悪玉菌が増えたらどうも歯周病や虫歯にはなりやすくなりそうだ、とは想像が付きますよね。

でも怖いことに実はそれだけでは済みません。

虫歯の穴や歯周ポケットと言われる歯と歯肉の境目のところから体内に菌が入り込んで全身にも影響が出るのです。

血管に炎症が起きてどう動脈硬化が起こったり、それが原因になって心筋梗塞や脳梗塞といた重大な病気も引き起こす事が分かってきています。

腸内環境を整えるのと同じように、お口の中の細菌環境も整える様にしましょう。

・・・そうです、それにはご自身での正しい歯磨きと、定期的なプロのお掃除、検診がやはり大切ですね。

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2017年1月17日火曜日

日本人の口臭は世界一!?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯周病予防の団体が在日外国人に調査したところ、約7割の人が”日本人の口臭にがっかりしたことがある”と答えたそうです。

実際に、欧米人に”日本人はCA含めて口臭が酷かった”と直接いわれた人もいます。

欧米は挨拶として親しい人とキスをする習慣もありハグもよくするという、他人との距離感が日本人とは異なる文化がありますよね。

自ずと口臭ケアはエチケットとして当然なのです。

欧米人は体臭も口臭もあるという前提でそれはケアするもの、と考えるのでしょう。

日本人はクヨクヨと悩む人もいる一方、あまり気にしない人の割合が多すぎるのかもしれません。

欧米では歯は白く、キチンと並んでいるのが当たり前で、そのために歯科医院でケアしたり矯正をしたりするのです。

日本人は歯科医院には何か困った時にしか行かないという人も多く、金属の詰め物が当たり前で、歯科矯正や歯のホワイトニングもまだまだ実際に行う人の割合は
多くありません。

日本の政治家や皇族でさえ歯並びが悪かったりしているのを見るたび悲しい気持ちになります。

生活の水準は十分に先進国と言えるのに、口元に関してはまだまだ遅れを取っている印象です。

口臭も歯のケアも、鏡の前で口を閉じて自分を映していれば気づきませんが、印象は随分と違ってくるものです。

いずれも歯科医院に相談してケアすれば基本的には改善出来るものばかりです。

海外の方と仕事をしている人達からでも少しづつ意識が上がってくる事を期待しています。



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2017年1月16日月曜日

一見ピカピカの歯なのに重度の歯周病だったTさんの話

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

一見、歯磨もよくできていて歯垢(プラーク)もほとんどついていない、そしてまだ30代前半なのに明らかに重度の歯周病にかかっているTさんが来院しました。

歯肉はかなり下がってしまっているし、あちこちの歯が既に揺れている状態でした。

ご本人もこうなるとどうなってしまうのだろう・・と危機感を強くもっていました。

歯周内科の治療を検討しつつ位相差顕微鏡で確認すると、やはり沢山の歯周病に関わる微生物が繁殖していました。

本来歯周内科の治療は、結婚してパートナーが定まっている方にする治療です。

それは折角除菌しても、パートナーが代わるとまた感染してしまう可能性が高いからです。

でもこのTさんの場合はそうも言っていられない状況でしたので、よくご説明して歯周内科の治療を行いました。

すると不思議です。

歯垢が付く様になったのです。

細菌のバランスによっては歯周病菌が沢山いてもどうも歯垢が付きにくい場合があり、それでも歯周病が進行してしまうこともあるのだとこちらも学びました。

ですから一見歯磨上手に見えても本当に歯周病が進行いていないのか、そのリスクの有無は検査をしてみないとわからないものなのです。

Tさんは細菌のバランスが整いましたので、その良い状態をキープするためにしっかりと正しい歯磨きを練習して継続する、そして定期健診と定期的なお掃除をしていく様に指導させていただいています。

皆さん、歯周病はあまり重症化しないうちにきちんと対策をするのがお勧めです!!

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2017年1月15日日曜日

歯石を取ったらモノが挟まる様になった・・

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。


皆さんの中に、歯医者さんで歯石を取ってもらったら何だか歯と歯の間に隙間が出来た、という方はいませんか?

息は漏れるしモノは挟まりやすくなるし・・と。

歯石と一緒に歯肉も削られてしまったのでしょうか?

いえいえ違います!

本来ヒトの歯はそれぞれが頭でっかちな形をしています。

つまり、歯肉寄りの部分は歯同士は部位にもよりますがピッタリくっついているわけではなく、その隙間に歯肉があったり歯石が付いていたりしているわけです。

その状態から歯周病の治療として歯石を取ると、まずその分の隙間が出来ますよね。

さらに細菌の塊である歯石を取ると腫れていた歯肉の炎症が収まってきて引き締まってきます。

そうすると更にその分の隙間がさらに増えてしまうというわけです。

その隙間はつまり、歯肉の状態が改善されたから起こる隙間、と理解してください。

技術的にはそれぞれの歯をかぶせ物で大きくして隙間を小さくすることは可能ですが、それには歯を削らなくてはいけないですよね。

そして隙間を小さくしてしまうと今度はお掃除も難しくなりますし、また歯垢(細菌の塊ですよ)がたまりやすくなったりもします。

丁度治療すべき歯がある場合には少し膨らませて作ってもらう事は可能かもしれませんが、その辺は主治医の先生と相談してみてくださいね。

でも多少の隙間は健康を取り戻した歯肉の状態なのだと思えば段々慣れてくることもあると思いますよ。

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2017年1月14日土曜日

歯石を取るときチクチク痛いのはなぜ?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

歯石を取る時にチクチクと痛みを感じた経験はありませんか?

何故歯石を取るときに痛みを感じるのでしょうか?

それは取ろうとする歯石が歯と歯肉の際のところについていて、それを取っり除く際に器具が触れる場合があるからです。

特に歯肉に歯石が長い間ついていた状態だと歯肉に慢性の炎症が起きていて、その為に敏感になっていて痛みとして感じるという訳です。

超音波で歯石を取ったりするとその音のイメージから、”歯を削られた”とか、”血だらけにされた”といった感想を耳にする事があります。

超音波は振動で歯石を砕いて取り除いているだけですので歯を削っているわけではありません。

そして”血だらけ・・”というのは歯石や歯垢が長く歯肉についていたために歯肉の炎症があった証拠と考えなくてはなりません。

確かに歯肉に出血が起こるという事は歯肉の血管からお口の中の細菌も体の中に入っていってしまう状況ですから良いことではありません。

ですから日々の歯磨を丁寧に行い、マメに歯石を取りに歯科医院に行くことで歯肉の炎症がない状態でプロのお掃除を受けていただくのがお勧めです!!


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2017年1月13日金曜日

”死にたくなければ女医を選べ!”

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

米国医師会の学会誌で発表された日本人研究者(米国在住)の論文がワシントンポスト紙やウォール・ストリート・ジャーナルなどの有力紙でも取りあげられて話題になっているそうです。

どうも女性内科医が担当した入院患者は男性担当医の患者より死亡率が有意に(統計的に明らかに)低いというのです。


患者さんの重症度や医師の性別以外の特性など、結果に影響する条件を補正した上での結果です。

なぜこの様な違いが生まれるのでしょうか。

女性医師は、診療ガイドラインなど、ルールの遵守率が高く、科学的根拠(エビデンス)に沿った治療を行う傾向が強いのです。

そして女性医師はコミュニケーション能力が高い傾向があるため、専門外のことを他の専門医に相談するなど、可能な限りリスクを避ける傾向があるようです。

女性医師はひとりよがりにならない柔軟性と謙虚さを持ち合わせているのかもしれません。

この結果をみて、こちらは歯科ではありますがなるほど・・とうなずける傾向を強く感じます。

とにかく真面目に、誠実であるという自負があります。

もちろん男性歯科医師でも真面目に誠実に診療にあたっている方を多く知っていますが。

・・当院は女医ばかりの(非常勤で男性もいますが)珍しいクリニックです。

女医の特性を生かして今後も診療にあたっていけたら、と強く感じる記事でした。

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2017年1月12日木曜日

認知症の予備軍

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。


‘アルツハイマー型認知症’ と聞くと、「脳の病気ね。」とか「私はまだまだ大丈夫!」と思われる方がいるかもしれません。

ところが、アルツハイマー型認知症に限らず、認知症と歯周病には深い関係があるようです。

近年の研究では、認知症は「脳の炎症」と考えられており、お口の炎症、つまり
歯周病が認知症に影響を及ぼしていることがわかってきました。

アルツハイマー型認知症で亡くなった方の脳を調べたところ、歯周病原菌の一つである Pg菌 (ポルフィロモナス・ジンジバリス)の検出率が高かったそうです。

一方で、アルツハイマー型を発症していなかった人の脳からはPg菌は検出されなかったそうです。

このPg菌は、歯周病原菌の中でも悪さをすることにたけていて、LPS (リポポリサッカライド)という毒素を作り、この毒素が炎症や歯周病の引き金となります。

「私は健康だから認知症は大丈夫!」と思っているあなた、お口の状態も健康ですか??

当院では、お口の中のプラーク(歯垢)を観察して細菌検査ができる専門的な検査を受けることができます。

痛みもなく、皆さんに喜ばれています。

’全身の健康は口元の健康から’とも言えますね。

少しでも気になる方は、是非当院にお気軽にお問い合わせください。

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2017年1月10日火曜日

咀嚼してアンチエイジング!?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

皆さん、食事の際にご自身の噛む回数を意識したことはありますか?

1口でかむ回数を‘咀嚼(そしゃく)’と呼びますが、現代人の噛む回数は弥生時代の約1/6の600回ほどだそうです。

・・・かなり少ないと思いませんか?

昔は木の実や干物など、よく噛まなくてはならない食べ物があふれていました。

ところが、現代の食事は・・・というとハンバーグやスパゲッティなどよく噛まなくても
食べられる物が多いですよね。

皆さんの周りに‘よく噛まないと食べられない’食べ物はどの位ありますか? 

スルメなんて。。。今のお子さんは知らない方もいらっしゃるかもしれません。

‘噛む’という行為は前回掲載した認知症の予防につながるばかりではなく、消化の助け、集中力アップなどにつながります。

また、何と言っても‘よく噛む´ことは、アンチエイジング効果もあるという報告があるのです。

唾液の中に含まれるパロチンという成長ホルモンが、お肌の新陳代謝を促す作用があるそうです。

唾液の分泌をよくするには・・・そうよく噛むことが大切!なんです。

咀嚼(噛むこと)回数が増えれば、老化防止にもつながり一石二鳥かもしれません。

そしてよく噛むと、顔の筋肉もよく動かしますので顔もほっそりとしたスリム効果も期待
できるかもしれません。


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2017年1月9日月曜日

歯痛と思ったら蓄膿症だった・・!!

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

上の奥歯が痛い、歯が浮いた感じがする、嚙み合わせると痛む・・となったらまず歯医者さんを受診しますよね。

もちろんそういった症状は歯周病や虫歯といった歯が原因の事が多いわけですが、中には全く原因が違うところにある場合があります。

いわゆる蓄膿症です。

専門的には上顎洞炎という副鼻腔炎の一つです。

鼻とつながったホッペのところにある空洞(これが上顎洞)に炎症が起こって膿がたまってしまった状態です。

上の奥歯の根とこの上顎洞の位置が近いため、上顎洞の炎症によって歯の周りにも炎症が波及したりして歯の痛みとして感じるという訳です。

歯科を受診して原因が歯ではない場合、耳鼻咽喉科で調べると上顎洞炎(蓄膿症)であることがあります。

逆に、この位置関係のために歯が原因で上顎洞炎を起こす場合もあります。

しっかりと診断して確実に原因を取り除く治療が大切です。


・・ということで歯の健康を保つ事で歯からくるこういった事態は予防できます。


歯と鼻、意外なつながりがあるものなのですね。



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2017年1月8日日曜日

酒は百薬の長・・・歯周病には?

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

”酒は百薬の長”と言われますが、実は休肝日は無しにしてほどほどなら毎日呑むほうが健康に良いという記事を読みました。

毎日適量のお酒を呑んでいると肝機能をサポートしてくれる酵素が良く働くのだそうです。

では歯周病にはどうでしょうか?

やはりこちらも”適量なら構わない”という感じです。

ただし、お酒を呑みすぎてしまうと寝る前の歯磨きが疎かになったり、お酒には利尿作用があるため脱水状態になり唾液の分泌が悪くなります。

唾液が少ないとお口の中の細菌が増えて歯周病や虫歯のリスクが高くなってしまいます。

さらにアルコール依存症になってしまうと食事がまともに取れなくなって免疫力が下がり、やはりお口の中の細菌が増えてしまいます。

アルコール依存症を患っている人のお口の中はそうでない人よりもかなり状態が悪いという統計もあるのです。

当たり前の様ですが、お酒は適量に・・

そして呑んでもちゃんと歯磨きをして寝る習慣を忘れずに、ですね。

身体にも歯にも健康的に”百薬の長”を楽しみましょう!