2017年1月12日木曜日

認知症の予備軍

皆様こんにちは。

六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。


‘アルツハイマー型認知症’ と聞くと、「脳の病気ね。」とか「私はまだまだ大丈夫!」と思われる方がいるかもしれません。

ところが、アルツハイマー型認知症に限らず、認知症と歯周病には深い関係があるようです。

近年の研究では、認知症は「脳の炎症」と考えられており、お口の炎症、つまり
歯周病が認知症に影響を及ぼしていることがわかってきました。

アルツハイマー型認知症で亡くなった方の脳を調べたところ、歯周病原菌の一つである Pg菌 (ポルフィロモナス・ジンジバリス)の検出率が高かったそうです。

一方で、アルツハイマー型を発症していなかった人の脳からはPg菌は検出されなかったそうです。

このPg菌は、歯周病原菌の中でも悪さをすることにたけていて、LPS (リポポリサッカライド)という毒素を作り、この毒素が炎症や歯周病の引き金となります。

「私は健康だから認知症は大丈夫!」と思っているあなた、お口の状態も健康ですか??

当院では、お口の中のプラーク(歯垢)を観察して細菌検査ができる専門的な検査を受けることができます。

痛みもなく、皆さんに喜ばれています。

’全身の健康は口元の健康から’とも言えますね。

少しでも気になる方は、是非当院にお気軽にお問い合わせください。

http://www.azabu-msdental.com/












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