2017年3月25日土曜日

いつも爽やかな息でいるために その6 ~息の通路で口臭がどのように発生するのか?~ F7

皆様こんにちは。


六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。

いわゆるのどから口や鼻に及ぶ息の通路に住んでいる細菌の分布はどのようになっているのでしょうか?

歯医者さんから、むし歯や歯周病の原因は歯や歯周ポケットにいるばい菌だから、よくブラッシングしなさいと指導されますよね。

そこにまさにむし歯や歯周病の菌が集中的に住んでいますから、対策としては全く正しいです。

ではこの息の通路全体を考えたときに、歯や歯周ポケットだけに細菌は集中して住んでいるのでしょうか?

答えはノーです。

のどから口や歯に及ぶ息の通路全体でみると、重度のむし歯や歯周病ではないヒトでは、歯や歯周ポケットに住んでいる細菌の割合は、全体のたった1520%に過ぎないといわれています。

口臭の原因となる物質を作る細菌は、残りの8085%の部分に主に住んでいるのです。

つまり、舌や各種扁桃腺、その奥にある気管と食道に分かれる前の咽頭部分、鼻と口を隔てる口蓋、さらには鼻腔、副鼻腔粘膜といった部分に細菌の大部分が住んでいるのです。

ですから歯と歯周ポケット以外のこれらの部分を、いかに正常な状態、きれいな状態に保つかが、爽やかな息でいるための重要なカギと全体のたった1520%に過ぎないといわれています。

口臭の原因となる物質を作る細菌は、残りの8085%の部分に住んでいるのです。

つまり、舌や各種扁桃腺、その奥にある気管と食道に分かれる前の咽頭部分、鼻と口を隔てる口蓋、さらには鼻腔、副鼻腔粘膜といった部分に細菌の大部分が住んでいるのです。

ですから歯と歯周ポケット以外のこれらの部分を、いかに正常な状態、きれいな状態に保つか、という事も爽やかな息でいるための重要なカギとなってくるのです。

http://www.azabu-msdental.com/

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