皆様こんにちは。
六本木からも近い麻布十番で歯周内科を得意としている女性歯科医師のクリニックです。
歯の治療はどうして怖いと感じてしまうのか?その解決方法は?
自己防衛は、ヒトの生存にとって最も優先される本能の一つです。
生存を脅かす、あるいは痛みや苦痛を伴うことに対しては、自己防衛のため恐怖反応が生じます。
大昔から何世代にもわたって、火や高い所、雷などの光や大きな音などが、そういった対象として刷り込まれてきました。
それは、火や高い所、雷などの光や大きな音がやけど、落下、落雷によるひどい損傷や死をもたらすことを遺伝子レベルで知っているからです。
ですから火や高い所、雷などに対して、ヒトは本能的に恐怖を感じるのです。
ところが通常それ自体では恐怖を引き起こすことがないような低いレベルの光や音などのの刺激でも、その後にもっと強い恐怖を引き起こすことがわかっていれば、その低いレベルの刺激だけで恐怖を感じてしまうのです。
歯科治療に対してはどうでしょうか?
たいていは以前の歯科治療時に、痛みやとてもつらい経験で恐怖反応が生じ、恐怖の条件付けが形成されるのです。
その結果、実際の歯科治療を受けなくても、歯科治療の器具を見ただけ、歯科医院に行っただけ、あるいは歯科治療のことを考えただけで恐怖反応が生じてしまうのです。
その恐怖反応の程度は、各人固有の気質やその時の精神状態によって違ってきます。
不安気質が強い、不安障害、パニック障害といったことを伴っていると、歯科治療でつらい経験がなくても知識に基づく想像で恐怖反応が生じる場合すらあるのです。
そういう方が快適にストレスなく診療を受けるためにはどうしたらいいのでしょうか?
歯科麻酔科医による静脈内鎮静法は最適なツールの一つです。
点滴から鎮静薬を投与してウトウト眠った状態で治療を受けられます。
恐怖を感じることなく、治療中の記憶もあまり残りません。
普通のヒトがより快適に診療を受けることにもうってつけの方法です。
http://www.azabu-msdental.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿